オーディオ機器を使いこなすための

初歩的なチェックリスト

オーディオ機器を使いこなすための初歩的なチェックリストを紹介します.部屋の生活環境やインテリアを優先し,できるところだけ実施してみましょう.そして残りはすべて Dirac Live におまかせください.室内音響を最適化し,オーディオ機器の能力を最大限引き出し,与えられた環境下で最高のサウンドステージをお届けします.ぜひ生まれ変わったサウンドを体験してみてください.

□ 耳鼻科で耳の手入れをする

 


□ オーディオ機器はぐらつきのないしっかりとした台に載せる


□ オーディオ機器の AC プラグの極性を合わせる
     必要なもの:テスター
     手順

  1. テスターのレンジを AC100V 付近にする
  2. 裸足になる
  3. テスターの棒の一本を指でつまむ
  4. テスターの棒のもう一本をスピーカーのマイナス端子にあてる
  5. その時テスターが示した電圧を記録する
  6. オーディオ機器すべての AC プラグをコンセントから外す
  7. まずアンプ(セパレートの場合はメインアンプが先)の AC プラグをコンセントにさし電源を ON にし,先と同様な方法で電圧を測る
  8. 次に AC プラグを反転させコンセントにさし,電圧を測る
  9. 両者の電圧を比べ,低い方の向きで AC プラグをコンセントにさし,アンプの電源を ON にしたままにする
  10. 残りのオーディオ機器をひとつずつ追加しながら,同様の手順をくり返す
  11. 最終的にもう一度電圧を測り,実施前の電圧と比べる
  12. トータルの電圧が下がっていれば完了(0 [V] が理想).変わらなければ元々極性は合っていたことになる

 

□ スピーカーを部屋の形状に対してできる範囲で左右対称に配置する

 


□ スピーカーをできる範囲で壁から離す

 


 

□ スピーカーをぐらつきのないしっかりとした台に載せ,スピーカー用の小さなブロックの 3 ~ 4 点支持とし,ビリツキ音が発生しないようにする

□ スピーカーを耳の高さにする(2 way であればツイーター,3 way であればスコーカーの位置)


 

□ スピーカーの正面をリスニングポイントの方へ向ける

 

 

 


□ リスニングポイントはできる範囲で壁から離す


 

□ リスニングポイントは左右のスピーカーを底辺とする二等辺三角形の頂点にする.角度は 30°~ 60° が望ましい

 

□ 部屋には家具,ソファー,カーテン,カーペットなどがあると良いが,スピーカーの前面をふさいではいけない

 

□ノート PC と USB-DAC の接続にはオーディオ用の USB ケーブルを使用する(※とりあえず安価な製品で試してみてください)

 

□ ノート PC で音楽を再生する場合は AC プラグではなくバッテリーを使用する

 

□ 評価の高い優れた録音の CD を聴く

(※オーディオチェック用の CD を聴いてみる)

Test & Burn-In CD, XLO Reference Recordings


 

□ 耳鼻科で聴力テストを受ける:いま自分の耳が聴こえる周波数の上限と聴覚特性がわかる

 

※聴覚の感度,周波数特性は 20歳頃がピークで 20KHz 付近まで聴こえているが,その後は悪化の一途をたどる.一方,時間特性はある程度維持されている.

 

右のグラフはある研究者の年齢ごとの聴覚特性(横軸は周波数.縦軸は下に行くほど感度が良い)だが,年齢と共に悪化していることがわかる.高域の 8KHzでは 20歳の時と 比べて 60歳では 40[dB]聴こえにくくなっている.